2023年5月13日土曜日から5月15日月曜日までの3日間、日本学生相談学会第41回大会を昭和女子大学世田谷キャンパスで開催させていただくこととなりました。4年ぶりの首都圏開催、久しぶりの私学での開催となります。新型コロナ禍は随分と落ち着いたものの、終息したとは言えない現状を受け、対面開催とオンライン開催を併用したハイフレックス開催とさせていただくこととしました。対面開催とはいえ、本学の授業スケジュールの都合から、初日の5月13日は新宿NSビルを使用しての開催となりご不便をおかけいたします。また、オンラインには通信トラブルがつきもので、昭和女子大学としても最大限の努力はいたしますがご迷惑をおかけすることもあろうかと思います。理事会、準備委員会の先生方、そして会員の皆様のご協力を仰ぎながら、精一杯、会場校の責務を果たす所存です。多くの会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
ところで、会場校である昭和女子大学には、多くの鐘が所蔵されています。大学1号館という建物の最上階にはカリヨンが設置されており、始業時刻になると音楽を奏でます。最終日の会場となる人見記念講堂には中国から購入した編鐘が設置されています。休憩場所としてよく利用される昭和の泉にも鐘が据え付けられていますし、大学と同じ構内にあるこども園には園児たちが自由に鳴らすことができる鐘が設置されています。大小それぞれ、個性も異なる鐘が鳴り響く様は本学の日常を彩るものとなっています。
このような日常にヒントを得て、第41回大会のコンセプトは「響きあう対話と支援を目指して」です。会員の皆様が学生とともに、そして学生のために続けてきた対話と支援は、鐘の響きのように互いの心を震わせ、共鳴し、様々な和音を響かせてきたことと思います。ときには協和音、ときには不協和音となりながらそれらの響きが折り重なる中で、他にはなくまた再現もできない音楽を生み出したことでしょう。このような音楽は当事者の心に響くだけではなく、その音楽を研究報告の形で受け取る会員の皆様の心にも響くことと思います。そしてこれらの音楽は、報告としての文字だけでなく、対面での語りを併せることで、ときに軽やかに、ときに重厚な響きを生み出すことでしょう。第41回大会が皆様の心に響く大会になりますことを心より祈念しております。
日本学生相談学会第41回大会準備委員会
準備委員長 藤島 喜嗣(昭和女子大学)
大会準備委員長 | |||
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藤島 喜嗣(昭和女子大学) | |||
副委員長 | |||
島谷 まき子(昭和女子大学) | 田村 圭介(昭和女子大学) | ||
実行委員長 | |||
水戸部 賀津子(昭和女子大学) | |||
事務局長 | |||
小林 弥生(関東学院大学) | |||
実行委員 | |||
小池 有紀(青山学院大学) | 杉江 征(筑波大学) | ||
鈴木 健一(名古屋大学) | 高田 純(東京工業大学) | ||
田附 あえか(大正大学) | 田村 友一(明星大学) | ||
横山 孝行(東京大学) | |||
準備委員 | |||
高石 恭子(甲南大学) | 高野 明(東京大学) | ||
安住 伸子(神戸女学院大学) | 阿部 千香子(東京都市大学) | ||
岩田 淳子(成蹊大学) | 大島 啓利(広島修道大学) | ||
大町 知久(北里大学) | 奥野 光(二松学舎大学) | ||
桶谷 雅人(東京工業大学) | 慶野 遥香(筑波大学) | ||
斉藤 美香(札幌学院大学) | 設樂 友崇(山梨英和大学) | ||
柴田 礼子(目白大学) | 寺島 吉彦(国際基督教大学) | ||
中村 徳子(昭和女子大学) | 福田 淳子(昭和女子大学) | ||
福原 俊太郎(東京経済大学) | 堀田 亮(岐阜大学) | ||
学会事務局 | |||
藤井 結佳 |
主催 | ||
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一般社団法人日本学生相談学会(理事会開催) | ||
開催協力 | ||
昭和女子大学 |
本大会のロゴマークは、東京都心に鳴り響く昭和女子大学のカリヨン(組鐘)を表しています。デザインは清田祐一さんです。