本会の母体は1955年に創設された学生相談研究会です。これが1973年に日本学生相談研究会と改称され、1987年に学生相談に関する全国組織の学会として日本学生相談学会が設立されました。2022年4月に一般社団法人日本学生相談学会が設立され、これにより任意団体としての日本学生相談学会は同年5月に解散されました。
本会は、学生相談領域の研究と発展をめざし、学生相談活動についての普及啓発を行い、あわせて会員の資質の向上を図ることを目的とする学会です。本会は全国の高等教育機関の学生相談室、カウンセリングセンター、保健管理センター等に所属するカウンセラー及び教職員など、学生の援助活動を行う実践者・研究者が会員となっています。学生相談活動の理論や方法は、学生の気質の変化や時代の要請に従って刻々と変わっております。本学会は、このような変化に対応すべく、新しい知見の導入や工夫、実践の成果の伝達など種々の取り組みを組織的に行っています。
学生相談に関心をおもちの方は是非とも、研究発表・交流・自己研鑽などの場としてご入会ください。
なお、本会は本学術会議協力学術研究団体に登録されております。